仏教はインドで誕生し上座部仏教として東南アジアでは今現在も信仰され、日本では大乗仏教として幾つかの宗派に分かれて信仰されています。その中で仏教の創始者のお釈迦様は偶像崇拝はしてはいけないと遺言を残しこの世を去りましたが、日本仏教では大日如来を始め薬師如来、阿弥陀如来、不動明王と数え切れない程の偶像崇拝しているのが現実です。時代の流れによって変化して行くのは世の常であります。しかし、変わらないのは、人々の信仰心で「イワシの頭も信心から」と古くからの諺があります様に。宗教とは人々（衆生）の救済が目的であり、その手段を選びません。その人にとって安心、安寧が得られれば、それで良いのです。

合掌