令和5年度の初不動を終えて
2023年2月6日スピリチュアルジャパンの聖地
2023年4月7日福島県(いわき市)の隠れた名所
烏舘不動尊、1300年の悠久の時を重ね、ひっそりと佇む不動明王、それは初めて烏舘不動尊に愚僧が、ご縁を頂きまして2年の歳月が過ぎました。東日本大震災の影響で奇跡の湧き水が一度は枯れてしまいました。しかし、震災後10年の歳月を経て奇跡的に再び湧き出て来たと言う話しをさせて頂きましたが、そして,もう一つ新しい発見がありました。それは、この地元で生まれ育ち烏舘不動尊と関わりが深く、良く知る長老が、納め令和4年度の納め不動に参列して頂き、震災前のお話しを聞く事が出来ました。それは実に皮肉にも震災による劇的な地殻変動より不動明王の化身とされている、先人達も気が付かず人知れず、それまで隠れていた龍が出現した事です。そして誰が見ても龍の姿にしか見えないと、異口同音に聞こえて来るからです。それは自然界の営みでもあり必然であったと思われます。また、不思議なことに、その龍が懐に抱えた如く懐剣の剣先が天を突き刺さす勢いで泰然自若として燻銀の如く輝いている事です。その昔、洞窟から滝のように湧き水が湧き出していた事で先人達が御堂を建て不動明王をお祀りしてから鎮座したと伝えられております。1300年余りの悠久の時を経て、人知れず正に龍神の滝だったと言う事です。そもそも龍は不動明王の化身とされ古くから日本では寺社仏閣の天井絵に描かれる存在で神仏の象徴として伝承されております。
合掌